Kia ora
『ベルサイユのばら』大ファンの私とそうでない家族の親子三人の4泊5日のパリ日誌をお届けしています。
4泊5日のパリの旅は『ルーブル美術館』と『モンマルトル』で締めくくりました。が、よりにもよって『ルーブル美術館』はスタッフのストライキで閉鎖中というハプニング中。それでも何とかかろうじて見学できたのですが。。。
この編ではこうした実体験を踏まえた感想や、アドバイスなどを紹介していきます。
これからパリ旅行を計画中の方に、ご参考になればと思います。
はじめに
1月の頭にフランスの首都パリに4泊5日で滞在しました。
家族構成は、『ベルサイユのばら』の大ファンの私とそうでない二人の三人。一人は高校生の子供です。
そういう訳で滞在中は『ベルばら』のゆかりの地と、家族受けが良い典型的なパリの名所を盛り込んで日程を組みました。
5日目は朝早くにパリを発ってニュージーランドに戻るために、これから紹介する4日目が事実上パリ滞在の最終日です。
その最終日に訪れたのは『ルーブル美術館』とモンマルトルを訪れました。
最終日に『ルーブル美術館』の後にモンマルトル観光を組んだのは、モンマルトルで
● 午前中にルーブル美術館で集中力を使った後なので、屋外で予約不要のアクティビティ
● 滞在最終日のショッピング
ができるという理由からです。
1日目
正午に電車でパリ到着。3時から観光開始
『ノートルダム寺院』『コンシアージュ』『ポンヌフ』『バスティーユ』
2日目
『エッフェル塔』『コンコルド広場』『オペラ座』『チュイルリー公園』『シャンゼリゼ通り』『凱旋門』
3日目
『ベルサイユ宮殿』『凱旋門』
4日目
『ルーブル美術館』『モンマルトル』

旅行予定を組むに当たっての留意点!
美術館やヴェルサイユ宮殿など文化遺産名所は、月~水曜日に休館日を設けています。
移動効率の他に休館日を考慮しながら全体のスケジュールを組んで予約しましょう。
ルーブル美術館
ルーブル美術館は言わずもがな世界で最も知られた美術館です。
まず簡単にその歴史や特徴から紹介していきます。
歴史・特徴など
Musée du Louvre | ルーヴル美術館
● フランスの国立美術館。セーヌ川の右岸に位置。
● 収蔵品38万点以上を誇る世界最大級の美術館、また史跡である。
● 12世紀にフィリップ2世王が要塞として建設。ルイ14世がヴェルサイユ宮殿に移り住んだのを機に、古代彫刻などの王室美術品コレクションの展示場として使用された。
● 1793年美術館として正式に開館。ナポレオンが諸国から増大し、ナポレオン美術館(Musée Napoléon)に改名された。ナポレオンがフランス皇帝位から失脚後、収奪品がの多くが返還された。
● 2003年に「イスラム美術部門」が創設され、所蔵品が「古代エジプト美術部門」「古代オリエント美術部門」「古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門」「イスラム美術部門」「彫刻部門」「工芸品部門」「絵画部門」「素描・版画部門」の8部門に分類されている
● 5階建ての建物は、シュリー、リシュリュー、ドゥノンの3つのWING|ウイング(翼)で構成されている。各ウィング間は行き来ができる。
ルーヴル美術館の入場時間や料金などは時期によって異なります。
公式サイトでその都度確認し0ましょう。
https://www.louvre.fr/en
みどころ
世界最大のコレクション38,000点(内絵画は約7,000点)を誇るルーブル美術館には見所が沢山あります。
その中でも特に、
- 「ミロのヴィーナス」作者不明
- 「サモトラケのニケ」作者不明
- 「ハンムラビ法典」作者不明
- 「モナ・リザ」レオナルド・ダ・ヴィンチ
- 「7月28日-民衆を導く自由の女神」ウジエーヌ・ドラクロワ
- 「カナの婚礼」ヴェロネーゼ
- 「ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」ダヴィッド
- 「レースを編む女」フェルメール

は有名です。
が、他にも例えばエジプトのミイラなど貴重な展示品が実に沢山。じっくり見て回ると1日では足りないと言われているほどです。
感想
さて、ここからが実際に訪問した感想です。
1月の頭のパリの旅は数年ぶりの大雪で凱旋門の屋上が閉まるハプニングに加えて、なんとルーヴル美術館に至ってはスタッフがストライキに入り数日間閉館していました。
すでにチケットを取っているこの日はどうなるものかと危ぶんででいたら、ルーヴルから10時30分に開館する旨のメールが前日の夜に届きました。
ここルーヴル美術館と言えば、最近詐欺まがいのサイトや不正チケットの問題が話題になっていますが、こうしたもしもの時に直接コンタクトができるよう、やはりチケットは公式サイトで購入するべきでしょう。
● アクセス
朝10時過ぎにメトロで駅に着くと、すでに直結の地下通路に数百メートルの人の行列が出来ていました。
予想していた以上の長さでくじけそうになりましたが、数人のスタッフが札を下げて丁寧な対応で交通整理を行い、おかげで列はスムーズに流れました。
結局予約時間の10時の立て札がある列に並んで1時間待って館内に入ることができました。
右(携帯画面では下)の写真は、直結通路で取った、ルーヴル美術館の有名なピラミッドの下の部分になります。

● 入館
が、またしても中は大混雑。一体どこに何があるのかわからないほど人込みでごった返していました。館内地図をようやく手に入れて家族会議をしてどこに行くかを決め、それからコートをクロークに預けたり、1階で手荷物検査をした後に音声ガイドを受け取ったりしている内にゆうに30分は経過していました。
今思えば、訪問前に地図を入手して回り方などを家族と決めておけばかなり時間が省けたと反省しています。
これから行かれる方は、ルーヴルのサイトから日本語の地図がダウンロードしてある程度館内の道順などを見ておくことを強くお薦めします。
● 見学
家族会議の結果、ドゥノン・ウィングを最初に見て回ることにしました。
理由は、ドゥノン・ウィングには今年からニュージーランドの高校で古代史を学ぶ子供が興味ある古代ギリシャとローマ美術や、私が見たいイスラム文化とフランス絵画、そしてほとんどアートに興味がないパートーナーのためのモナ・リザが展示されているからでした。

まずは地下一階のギリシャ美術から初めて音声ガイドを聞きながらゆっくりと回りました。音声ガイドはアートだけでなくて、まず各ギャラリーの特徴や歴史的背景、地域特性などを説明するのでとても役に立ちました。子供もとても興味深く聞き入っていたくらいです。
皆さんにも音声ガイドを強くお勧めします。


有名な作品の前は特に混雑していましたが、それでも遠目からモナ・リザの顔の半分を見ることが出来ました。(十数年前に訪問時には人の頭で全然見えませんでした。)現在はモナリザを待たずに見る有料のファストパスなるものもあるようです。
私たちはそこまで人気があるモナリザの魅力がよくわからないので、素通りしました。


フランス美術のギャラリーで「7月28日-民衆を導く自由の女神」などを観終わった時点で、入館してからすでに3時間近く経ち家族が空腹な上に退屈だと言い出し、仕方なく一緒にルーヴルを出ることになりました。
その後で、同じドゥノン・ウィングにフランス王室の宝飾品や骨とう品を展示しているアポロン・ギャラリーやイスラム展ではハンムラビ法典を見逃してしまった気づきましたが、時すでに遅し。
悔やんでも悔やみきれません。
美術館は同じように興味がある人と一緒にか、もしくは一人で行くべきですよね。

アドバイス
このような私の体験談を踏まえて、皆さんへのアドバイスを。
- チケットの予約は必須。公式サイトを推奨(詐欺まがいのサイトや不正入場が問題になっているため)
- 音声ガイドの活用
- 来場前に地図をダウンロードして経路などの計画
そして、できれば同じ興味を持つ人と一緒かもしくは一人で訪れることをお勧めします。
モンマルトル
ルーヴル美術館を出た後カフェでランチを取って気分一新、次の目的地モンマルトルに向かいました。
『ベルサイユのばら』とは直接関係ありませんが、モンマルトルは、実は今回のパリの旅でヴェルサイユ宮殿に次いで最も訪れたかった場所です。
特徴
モンマルトルは、パリ北部に位置する唯一の丘がある地区です。標高130mの丘にはサクレ・クール寺院、テルトル広場の画家たち、石畳の街並みが特徴の歴史ある観光地として知られています。かつてピカソやゴッホら芸術家が集い、文化の発信地としても有名でした。現在はロマンチックな雰囲気とパリを一望できる絶景スポットとして世界的に人気があります。
● みどころ
サクレ・クール寺院|Basilique du Sacré-Cœur
モンマルトルの丘の頂上に立つ白い寺院。ここからのパリの絶景は有名
テルトル広場|Place du Tertre
画家たちが似顔絵や風景画を描いている、活気あふれる広場
ノスタルジックな通り:
石畳の通りや、可愛らしいカフェが立ち並ぶ
ムーラン・ルージュ|Moulin Rouge
モンマルトルの麓にある有名なキャバレー
などがあります。

感想
ルーヴル美術館を出た後に昼食を取って、それからメトロで40分ほど移動してモンマルトルの最寄り駅Anversに3時過ぎに着きました。
Anvers駅の目の前の緩やかな急斜のある坂にはぎっしりとお土産屋が並んでいます。しかも値段が安いので、早速高校生の子供は大喜びで友達へのお土産のショッピングにいそしみました。
その坂を通り過ぎると、映画などによく登場するあの階段を上るのですが、雪がまだ残ってる状態での222段の階段は、映画のようにロマンチックでも何でもなくただただ危なっかしかったの一言。階段の横のケーブル・カーを利用するのが賢明です。


何とか階段の頂上に辿り着き、お決まりのレール寺院(無料)を見学した後に、テルトル広場へ行きました。なんとこんな寒い中でも絵描きが肖像画を描いていて驚きました。
あまり雪の積もってない路地を選びましたが、それでもノスタルジック感に溢れた建物やアート感に溢れた小さなお店があってとてもオシャレで家族全員が楽しめました。それに夕食も美味しく、しかもパリの街中よりは安く頂くことができて大満足です。
もっと時間があって天候が良かったなら、ムーランルージュや墓地などあちこち見て回れたのですが。。。。
またパリを訪れる機会があったら、ルーヴル美術館とモンマルトルを再び、それもそれぞれ丸一日を費やしてじっくり過ごしたいと思います。


あとがき
この編で『ベルばらファン』の冬のパリの旅日誌は終わりになります。
これまで紹介した編は↓をクリックしてご覧ください。
また、今回ニュージーランドとヨーロッパ間を利用したキャセイパシフィック航空の体験談も紹介していますので、併せてご覧下さい。
次回からは従来のニュージーランドの編に戻ります。ご期待のほどを。
Ngā mihi
wonderer










