Golden Bay の魅力 ③ Wharariki beach 編

Kia ora

Golden Bay ( ゴールデンベイ ) の魅力の第3編になります。
前編で、ゴールデンベイの代表的な砂浜として Totaranui beach ( トウタラヌイ ビーチ ) を挙げました。この編では、個人的に気に入った Wharariki Beach ( ファラリキ ビーチ  ) を紹介していきます。

Golden Bay ( ゴールデンベイ ) でキャンプ生活をして3~4日経った頃、段々と顔馴染んできたキャンプ場の常連客からの勧めで、この Wharariki Beach ( ファラリキ ビーチ  ) に行くことにしました。


いつものようにビーチでピクニックするつもりで、駐車場で色々な荷物をもって車から降りると、上のような看板が。牧場地を通り抜けたところにビーチがあるらしく、看板の矢印の方向に歩くと、すぐに眼下にはニュージーランドらしい景色が広がっていました。

こうして30分ほど歩くと、砂丘が見えて来ました。ちょうどこの日は常夏日で、灰色の砂が天火焼きされてとにかく熱い! あろうことかビーチサンダルを履いていた私は、足が焼けるような痛さに悲鳴をあげながら歩く羽目に。荷物になると言って、駐車場で車に靴を置いて来たことを本当に後悔しました。
余談ですが、この砂熱事件があって以来、どこに行くにでも、それがたとえビーチにしても、アウトドアには必ず靴を持っていくことが我が家の教訓となっています。
皆さんのご参考までに。

さて、大変な目に遭いながらやっと、Wharariki Beach ( ファラリキ ビーチ  ) に辿りついた訳ですが、その甲斐ありました。
Wharariki Beach ( ファラリキ ビーチ  ) は、白い砂浜(実際には灰色かかっていますが)に青い海、そしてところどころに大きな岩があり、どことなく風情にあふれる美しさです。黄金の砂が光り輝く Totaranui beach ( トウタラヌイ ビーチ ) とは対照的で、シンプルで情緒が漂い、どことなく日本の風景に似ていると思いました。


ところどころに見られる岩の郡は、Archway Islands ( アーチウェイ・アイランド)と呼ばれます。ニュージーランドの景色を撮った写真集には必ずと言っていい程登場し、また、Windows 10 のデスクトップ・スクリーンの壁紙としても設定されています。知らず知らずのうちに見た事のある人は多いでしょうね。

それから、砂丘はかなり大きく広がっており、ボディボードで滑り下りるのも一興です。
運が良ければ、春から夏にかけては 生息しているアザラシに遭遇することもあります。

 

Wharariki Beach ( ファラリキ ビーチ  )は、Golden Bay ( ゴールデンベイ ) の玄関口 Takaka ( タカカ ) から西側に向かって車でおよそ1時間で着きます。Totaranui beach ( トウタラヌイ ビーチ )から広がる Able Tasman National Park ( エイベル・タスマン 国立公園)とは反対側になり、Totaranui beach ( トウタラヌイ ビーチ ) と、このWharariki Beach ( ファラリキ ビーチ  ) を同じ日に訪れることは出来ますが、あまりゆっくりできないと思います。日を分けて訪れることをお薦めします。

Wharariki Beach ( ファラリキ ビーチ  )はホーストレッキングでも有名です。こちらもとても人気があるようです。もし、車で移動中に出会ったら、スピードを落としてゆっくり進みましょうね。

最後に、せっかくWharariki Beach ( ファラリキ ビーチ  )まで足を延ばした際には、帰り道Farewell Spit ( フェアウェル・スピット)に寄られることをお薦めします。砂浜まで降りて行かなくても、入り口にあるカフェでお茶しながら展望デッキで眺める景色は壮大です。
この Farewell Spit ( フェアウェル・スピット)については、Golden Bay の魅力 ④ Farewell Spit ( フェアウェル スピット )で紹介しています。

いかがでしたか?
Wharariki Beach ( ファラリキ ビーチ  )に行かれる方に参考になれば幸いです。

Ngā mihi

① 全般紹介 Golden Bay の魅力①
Totaranui beach 編
③  Wharariki beach 編
④ Farewell Spit 編
⑤ Kayaking
Pupu Springs と Anatoki Salmon farm
⑧ Cafe
⑨ Golden Bay Holiday park でのキャンプ生活

ABOUTこの記事をかいた人

1997年にNZに渡航。以来住み心地がよく現在に至る。旅行、ホテル業界を経て現在は教育業界に従事。 趣味は、ガーデニング、アートと映画鑑賞、夏のキャンプ旅行。 パートナーと中学生娘とウェリントン在住。