Golden Bay の魅力 ⑦ Hack Farm で エコ・キャンプ&乗馬

Kia Ora

クリスマス・ホリデーを利用して、家族でNZの南島、ネルソンのゴールデンベイと、ウェストコーストの旅をしました。
ゴールデンベイではエコファームでキャンプ生活と乗馬を経験し、とても思い出に残る経験となりました。その牧場キャンプ場 Hack Farm をこれから紹介します。

ゴールデンベイ について

まずは、そのエコファーム、Hack Farmがどんな所にあるのかを簡単に説明します。

Hack Farmは、南島の北部 Marlborough 地方のネルソンの西部、ゴールデン・ベイと呼ばれるとても美しい場所にあります。

ゴールデン・ベイは、エイベル・タスマン国立公園と隣り合わせで、黄金色に輝くビーチが有名で夏の避暑地として知られています。また、ニュージーランドで初めてのコミューンやヒッピー文化が発祥した所として今でもその名残が強く、オーガニックやヒッピースタイルのお店があるなど独特のスタイルを保っています。

totoranui beach, golden sand

敢えて難点を挙げるとすれば、アクセスが簡単でないということ。海上からでも出来ますが、車ではネルソン市内から車で一時間、さらにとても勾配がきつく曲がりくねった悪名高い Takaka hill という峠を40分ほど超えます。そのため大型バスの団体観光客や物見遊山の人はほとんどいないと言っていいほど。

逆にそれがゴールデンベイを落ち着いた雰囲気のある昔ながらの避暑地にしてると言っていいと思います。

私ども家族はそのゴールデン・ベイに魅了され今回が四回目の訪問になります。いつも4~5日間キャンプ生活をしながらゴールデンベイのビーチでまったりと楽しんでいます。

ゴールデン・ベイについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 

馬とオーガニックの牧場 Hack Farm

さて、4回目の訪問となる ゴールデン・ベイで 今回初めて、Hack Farm (ハック ファーム ) という牧場でキャンプしました。
Hack というと、コンピューターの不正侵入を思い出す人が多いかと思いますが、ここでは乗用馬、馬乗りという意味で使われています。

この Hack Farm (ハック ファーム) は、ゴールデン・ベイの中心地の  Takaka ( タカカ ) から西の方向に車で15分の所に位置します。有名なレストラン「Mussle Inn」のちょうど手前になります。

ハック ファームの特徴は何と言ってもエコで動物フレンドリーなことです。オーガニック野菜や果物の畑が広がる敷地に、馬や、オーナーやスタッフが所有する犬、そして宿泊客が連れてきた犬が遊び、フェンスの向こうには鶏が飼われています。

キャンプ場テントサイトにはピザを焼く釜や屋外オーブンがつき。料金は1人一泊15ドルです。キャラバンなどの車での宿泊料金も同じです。屋内の部屋は一泊90ドルとなっています。シャワーとトイレは無料。有料で洗濯もできます。また、牧場下の沼でブランコやいかだでいつでも自由に遊ぶことができます。

勿論乗馬も行われており、牧場を抜けてビーチまでの往復する1時間半の Hack Track Trail Rideは一人95ドル、それから更に砂浜を散策する2時間半の Patons Rock Beach Ride は135ドル、他にも上級者用や子供用プログラムが用意されています。

☆ Hack Farm 情報
住所:22 Grant rd, Paramahoi, Takaka, Golden Bay  Nelson, 7182
電話:+64 027 525 9434
メイル:Stay@hackfarm.co.nz
HP :www.hackfarm.co.nz

* 子供連れキャンプ旅行のコツを別の記事で紹介しています。興味のある方はこちらを。

 

キャンプ生活感想

親子で4泊5日の滞在 した Hack Farm の感想はとにかく楽しかった!の一言。日中は 黄金色の砂浜の*Totaranui beach, 絶景の Wharariki beach  や、Pupu Springs, サーモン・ファームど観光名所を訪れ楽しいひと時を過ごした後にも、Hack Farm でアクティビティが続いて子供も大人も大喜びでした。

馬を見に行ったり、スタッフの犬や隣のテントのゲストの犬と遊んだり、時には鶏小屋に行って食事の残飯を与えたり。そして牧場下の沼に降りて大きなブランコで沼に飛び込んだり、いかだに乗ったり。もう子供にはたまらない楽しさです。

夕食の準備をする大人にしても、屋外のキッチンで薪をくべてピザ釜でピザを焼いたり、オーブンでロースト料理を作ったり。また、小さなキャンプ場なので、他のキャンパーとすぐに顔見知りになり、それもロッククライマーやエコ意識の高い人が多く、とても興味深い話を聞けました。

私自身にとっては、この Hack Farm の オーナーのバベルに知り合えたことが一番印象深い思い出となりました。

NZではエコ・ファームは珍しくありませんが、 Hack  Farm を特別な存在にしているのは、オーナーのバベルのドイツ人らしい実直な性格とそれから優しさに溢れた心遣いです。バベルは滞在客全員の名前を覚えて、いつも一人一人の名前を呼びながら気軽に話しかけて、困ったことがないかなどと聞いていました。

ある時冷蔵庫が一杯になってしまったら、他のキャンパーのリクエストに答えてすぐに別の冷蔵庫を持って来てくれたこともあります。
私だけでなくバベルに慕をしたっているキャンパーが多く、 中には毎年ここに滞在して趣味のロッククライミングにいそしんでいるという常連客もいたほどです。

ドイツ出身のバベルは7年前にご主人と一緒にこの牧場を購入して現在に至っているそうですが、NZのホリデーパーク協会などに加入して大々的に売り出り出すつもりはないそうです。商業的なファームには全く興味がなく、「子供がほったらかしにされて大人がいつまでも飲んでいるようなキャンプ場を作るつもりはない」と言っていました。

確かにのんびりたゴールデン・ベイがブームになりつつある中で、有名な Pohara ( ポハラ) ビーチのキャンプ場などはボートやジェット・スキーなどが絶えず牽引されたり、仲間とパーティする目的の滞在客が増え始終騒々しいという話を聞きます。ですので安全で穏かに過ごしいたいと思う子供連れの家族には、バベルの清い信念を貫いたキャンプ場はとても貴重な存在です。

最近植えられたばかりの柿の木を見つけて、日本の私の九州の田舎の実家では干し柿を正月に食べる習慣があると話したら、「柿をドライフルーツにできるなんて知らなかったわ。いい情報を教えてくれてありがとう」と、とても嬉しそうでした。

予定してなかったのですが、あまりにも居心地が良くせっかくならということで、家族三人で乗馬も体験しました。バベルの薦めで2時間半の Patons Rock Beach Ride ( 135ドル )です。乗馬初体験の私にとって、見るのと実際に自分で乗るのは大違い!下り坂で二度も馬から振り落とされかけ四苦八苦した私を横目に、パートナーと娘はバベルに率先されながら楽々と乗をこなし、おまけにビーチでは波打ち際を通りはしゃいでいました。
滞在中時間があったら乗馬もお試しあれ。

最後に、ニュージーランドで家族連れで周遊型のキャンプに興味がある方は、是非こちらをご参考ください。

* ゴールデン・ベイの観光名所 Totaranui beachWharariki beach, Pupu Springs, サーモン・ファーム についてはこちらの記事をご覧ください。

Ngā mihi
wonderer


ABOUTこの記事をかいた人

アバター

1997年にNZに渡航。以来住み心地がよく現在に至る。旅行、ホテル業界を経て現在は教育業界に従事。 趣味は、ガーデニング、アートと映画鑑賞、夏のキャンプ旅行。 パートナーと中学生娘とウェリントン在住。