Kia ora Koutou
今回は久しぶりにニュージーランドの旅行記を書こうとしています。
我が家は、家族揃って長期の休暇を過ごすのはクリスマスからお正月にかけてに限られています。その為、このクリスマス・ホリディ中は、キャンプ生活しながらニュージーランドの国内をおよそ二週間くらいかけて旅行しています。
あちこちに行きましたが、南島の Golden Bay ( ゴールデン・ベイ）では一週間ほど滞在しゆっくり過ごしたところ、家族そろってこの場所が気に入り、また翌年も同じように一週間のホリディを過ごしました。
こう話すと、周りの日本人の友人から この Golden Bay ( ゴールデン・ベイ）どんな所で何をするのとよく聞かれます。
Golden Bay は、聞いたことはあるけど、詳しくは知らないというのが一般的のようです。
という訳でこれから少しづつこの ゴールデン・ベイ について紹介したいと思います。
連載（となるであろう）第一回目の今日は、Golden Bay は、どこにあってどんな所か、全般をまとめて書こうと思います。
上の地図を見てわかるかと思いますが、ゴールデン・ベイは、南島の北西部に位置します。この辺りは、Marlborough ( マールボロウ ) 地方と呼ばれ、日照時間が長くとても穏やかな天候が特徴で、Marlborough Sounds ( マールボロウ・サウンズ )という見事な フィヨルドや数々のビーチ、湖など美しい自然に囲まれています。また、私が好んで飲む Savinion Blanc ( サビニオン・ブランク ) という種の白ワインの産地としても有名です。
Takaka_Hill_Walkway_01 by Oren Goern
Marlborough 地方の主要地 Nelson City ( ネルソン市 ) からゴールデン・ベイまでは、 車で約二時間弱かかります。ゴールデン・ベイの入り口に通じるTakaka hill ( タカカ・ヒル）とい呼ばれる峠を越える訳ですが、この峠が、曲がりくねった落差の激しい細い坂道で、対向車と鼻を擦らないように気を付けながら、約 40分ほどかけて運転することになります。ゴールデン・ベイへはこの一本道しかありませんので、自分で運転する場合はちょっとした覚悟が要ります。
因みに、この ネルソンからタカカ峠を越えてゴールデン・ベイ最西端までのルートは、5 年程前でしたが、NZの新聞上でベスト・ドライブルート・ランキングの三位に挙げられてました。風光明媚な景色を楽しめるので最もな話しですが、峠越えを面白いと感じるかどうか。。。うーん、個人の好みでしょう。
話がちょっとそれてしまいましたが、ゴールデン・ベイは主要観光地から離れておりしかも道路がそんな訳ですから、大勢の団体や、物見遊山感覚で押しかけて来る観光客はほとんどいません。
天候と美しい自然をゆっくり楽める避暑地として長期滞在型の人が多く、ゴールデン・ベイはのんびりとした雰囲気があります。
ゴールデン・ベイの名前の言われですが、1850年代に、NZで初めて金が発見されたことから、Golden Bay と付けられています。それまでは、Murderers Bay, つまり「人殺しの湾」と呼ばれていました。
ゴールデン・ベイは 1642 年の事ですが、NZに最初に西洋人が来た所です。その西洋人、オランダ商人 Abel Tasman ( エイベル・タスマン）と原住民の Māori ( マオリ ) 族との間で諍いが起こり死傷者がでたことから、Murderers Bay ( 人殺しの湾 ) と呼ばれていました。が、つい最近 2014 年に 正式にゴールデン・ベイに改名されています。
（ エイベル・タスマンについては別の記事で詳しく書いていますので、こちらを見て下さい Abel Tasman )
ゴールデン・ベイと言えば、何と言っても美しいビーチが特徴です。
ビーチやゴールデンベイならではのアクティビティは是非下をクリックしてください。
① 全般紹介 Golden Bay の魅力①
② Totaranui beach 編
③ Wharariki beach 編
④ Farewell Spit 編
⑤ Kayaking
⑥ Pupu Springs と Anatoki Salmon farm
⑧ Cafe 編
⑨ Golden Bay Holiday park でのキャンプ生活
Ngā mihi
wonderer
