昨日の金曜日の夕方に、家族三人揃って 習志野高校吹奏楽部のコンサートに行って来ました。
見事な演奏に、一夜明けてもまだ興奮冷めやらずの状態です。
総勢200名からなる日本では頂点に立つ高校生の吹奏楽団が、チャーター機でWellington ( ウエリントン)までやって来た!
しかもコンサートは無料!!ということもあって、現地日本人の間では前評判は上々。
当日は、家族連れの日本人や、楽団のメンバーのホストファミリーなどで、街中にあるコンサート会場の2000席は満席。演奏が始まる前から熱気に溢れてました。
NZの国歌演奏から始まって、クラシック4楽曲が演奏。
さすが、日本一とあって高校生とは思えない程の上質の音に観客は最初から最後まで聴き入りました。
その中でも「威風堂々」は特に印象に残りました。コーラスが加わり、見事に吹奏楽と調和し、品があって何とも言えないものがありました。
第一幕が終わり15分程の休憩の時間にロビーでワインを飲んでいたら、ロビーでも少人数のアンサンブルでのパフォーマンス。サービス満点です。
そして、第二部はマーチングバンドから始まり、踊りやお芝居まで加わり、観客ものりのり。観客席も一体になった演奏でした。
最後は、2回のアンコールのあと、Māoriの子守歌 Hine E Hine ( エ ヒネ エ ヒネ ) で締めくくられました。叙情感あふれる美しい歌声に、思わず涙ぐんでしまいました。
まだ高校生だというのに、とても完成度の高いコンサートで正直言って驚きました。勿論意意味でです。そして、慣れない英語にも関わらず一生懸命に会場を盛り上げた進行役のMC、コミカルな演技を見せてくれたダンス役の生徒たちの度胸といちずさに、感心しました。私たちの世代に、周囲のプレッシャーにもの応じせず楽しみながら頑張るなんて想像できない事です。きっと今は個性化、国際化が進んでいるという証拠でしょうね。日本人としてとても頼もしく感じます。
習志野高校吹奏楽部の皆さん、素晴らしいひと時を下さり本当にありがとうございました。これからも頑張って下さいね。NZの空の下より応援しています。
願わくば来年も是非 Wellington で上演していただければ嬉しいのですが。。。
Ngā mihi
Wonderer