白くたなびく雲の下で

Tēnā Koutou Katoa

皆さん初めまして 、wonderer です。
ニュージーランドに来て暮らし始めて20数年になります。現在はパートナーと娘の3人で 首都 Wellington (ウエリントン) に住んでいます。

ニュージーランドの生活様式に多少慣れているとはいえ、生活習慣、文化、教育など様々な場面で色々な思いを馳せながら日々を送っています。

このブログでは、ニュージーランドに興味がある人に向けて、そういった私が日々遭遇する思いを書いていこうと思っています。
その内容は、主にマオリ文化や生活、教育事情など、日常生活の中で起こった事がらを紹介していくつもりです。

「 ニュージーランドっていつも雲が出ていますよね 」

今から10年前ですが、日本からニュージーランドに遊びにきていた友人が言った言葉です。
日本で英会話学校に通っている時に知り合った彼女とは
、年齢も仕事や生活習慣などお互い全く違う環境にありながらも、実にうまが合いよく一緒に出掛けたものでした。

photo taken by Curtis Simmons

その彼女が忙しい仕事を抜け出して、一人で3週間ほどバスで移動しながらニュージーランドの南島の各地を旅している途中に、当時私が住んでいた家に遊びに来てくれて、私たちは10年ぶりの再会を果たしました。その時に彼女が「ニュージーランドってどこに行っても、いっつも白い雲がたなびていますよね。それに雲の流れがとても早いですよね」と言ったのです。私が「そうだっけ?」と言いながらふと見上げた空には、やっぱり白い長い雲が浮いていました。
それからというもの、私は意識して空を、いえ実際には空に浮かんでいる雲を見るようになり現在に至っています。

知っている方も多いかと思いますが、ニュージーランドはマオリ語で aotearoa / 白く長くたなびく雲といいます。
そうとは知らず、かの友人は、ニュージーランドを象徴し正しく的をついた言葉を発したのでした。
また、かの女は、二十年前のことですが、私がニュージーランドに渡航する前に迷っていた際、とある言葉をかけてくれて(それも何気に)
、私に渡航する決心させてくれたこともあるいわくつきの友人でもあります。
*その模様は、別の記事で紹介しています。ご興味ある方はこちちらを。

 

そいいう由縁で、 私はこのブログを「白くたなびく雲の下で」というタイトルにしました。ニュージーランドの空の下からと同じような意味になるかと思います。

このブログが少しでも何かの役に立てばと願いを込めて書こうと思います。
これからどうぞ宜しくお願いします。

尚、マオリ語のaotearoa / 白く長くたなびく雲については、詳しく別の記事でも紹介しています。是非こちらを併せてご覧ください。

Ngā mihi
wonderer

ABOUTこの記事をかいた人

1997年にNZに渡航。以来住み心地がよく現在に至る。旅行、ホテル業界を経て現在は教育業界に従事。 趣味は、ガーデニング、アートと映画鑑賞、夏のキャンプ旅行。 パートナーと中学生娘とウェリントン在住。