Kia ora
ニュージーランドはアボカドが美味しい季節になりました。
朝トーストの上にのせて塩コショウをまぶして食べるのが習慣になっていると言ってもいいくらいに、ニュージーランド人にこよなく愛されているアボカドですが、その昔は「アボカドを食べていては家が建たない」と言われるほど高価なものだったようです。
現在は需要が増えたおかげで、安価な値段で食卓にのぼるようになりました。
先日はなんと1個9セントで売られていたほどです。
そこで、この編ではニュージーランドのアボカドの事情と、知っておくと便利な情報を紹介します。
アボカド1個9セントで売られる
先日ニュージーランドでは、アボカドが1個9セントで売られているとニュースで取り上げられていました。
アボカドは今が旬で安い値段で店頭に並んでいますが、9セントはいくらなんでも安すぎ、と驚きの値段です。
アボカドを1個9セントで売ったのは、Hawks Bay (ホークス・ベイ)の Hasting (ヘイスティング) 市にあるNZ王手のスーパーマーケットの Pak’nSave ( パッキン セイブ ) 。
1人6個までの1日限りの限定販売で、1個9セントのアボカドは飛ぶように売れ地元では大好評。おかげで客足が増え、その日の売り上げにかなり貢献したようです。
‘Flying off the shelves’: Pak’nSave supermarket selling 9c avocados – cheap deal or marketing ploy? https://t.co/N2F1YbrSBI
— Newshub (@NewshubNZ) October 21, 2021
アボカドは生産から販売経路に至るまでのコストだけで、1個あたり最低1ドルはかかるそうです。
今年は大きさの揃った質の良いアボカドの量産に恵まれアボカドの当たり年と言われていますが、コロナ禍で輸出ルートがあおりを受け、本来なら輸出用のアボカドが NZ市場に入ってきており、値段が下がっているとか。
一年の食料品全般の値段の上昇率は4%、野菜果物は9%だと言われているので、アボカドの値段が安いのは消費者としてはありがたいことです。