Kia ora Kōuou
芸術鑑賞を趣味とする私ですが、素人の展示会は二番煎じの作品が多いので滅多にでかけません。が、今回は、知り合いの日本人女性の作品展である事に加えて、その展示会の宣伝用のチラシの絵と、展示会のテーマ “ FLUIDITY ” ( 流動性、変わりやすいこと ) の響きの良さに惚れ込み、勇み足で行ってきました。
下の写真はその “ FLUIDITY ” の宣伝用のポストカードのコピーです。左の赤い背景に正面を向いた女性の絵は Kaori Izumiya ( イズミヤ カオリ )女史、右の青い背景に横向きの女性は Masako K Styles ( スタイルズ マサコ )女史の作品です。二つの絵とも独特で強く訴えるものがあると思いますせんか?
この二人の日本人女性、Kaori Izumiya ( イズミヤ カオリ ) Masako K Styles ( スタイルズ マサコ )女史による個展、“ FLUIDITY ” は、Wellington ( ウエリントン)の名所である Cuba Street ( キューバ ストリート) を上がった Thistle Hall で開かれています。数あるCuba Street ( キューバ ストリート) 界隈のアートギャラリーの中でも、この Thstle Hallはどちらかというと正統派のギャラリーの印象があります。
そのギャラリーの中に、独創性に溢れ何かを語りかけるようなインパクトがある作品が、それももったいないほど沢山!展示されていて、一歩足を踏み入れた途端に興奮で気持ちが高揚してしまいました。
そこで紹介されているプロフィールを見ると、二人ともアートを教育として学び、現在はプロとして作品を作られているとのこと。そうなんだろうなと、納得しました。
どれにしようか迷いましたが、数ある作品の中から Masako K Styles 氏の作品を一点買いました。一見すると、着物を着た日本人女性のようですが、顔立ちはりりしく現代的で、髪の毛が根となり、樹木や草花を生やしています。正しく 今回の展示のテーマ FLUIDITY がぴったりと言ってもいい程、流動的な考え方を持った女性が象徴されています。
何だか、こうして海外に住んで意欲的に創作活動をされているアーティスト自身が、投影されているように思えます。
しかも、ため息がでる程美しい。。。
独り言になってしまいますが、やはり芸術鑑賞はいいものです。
心揺さぶられるものがありますよね。
これからも色々なアートを紹介していきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
Ngā Mihi
wonderer
