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ここ数年ニュージーランドでは、「ソフトスキル」がキャリアップの不可欠なスキルとなってきています。
その「ソフトスキル」とは何ぞや?ということで、現在のニュージーランドの雇用状況を踏まえながら説明していきます。
はじめに
ニュージーランドの職場で成功する鍵について次のような記事がメディアで取り上げられていました。
これからその記事の内容を要約して紹介していきます。
ニュージーランドで働いている方、その予定の方の参考になれば幸いです。

数十年にわたり、雇用の場において知識が成功の鍵と言われてきました。
具体的には、資格や技術的な専門知識、専門分野の知識、そして職業上の認定資格で、これらはキャリアップの基準とされてきました。
ところが最近、人の有能性や、影響力、そして成果を決定づけるのは、知識ではなく『どのように振る舞うか』という点に焦点が置かれるようになってきています。
ソフトスキルについて
背景
先述のように、知識ではなく『どのように振る舞うか』を決定するスキルは「ソフトスキル」と呼ばれています。
「ソフトスキル」は長らく技術的な能力に比べて二次的なものとみなされてきました。
元々「ソフトスキル」という言葉は軍隊に由来します。武器や戦車に関わる技術的なスキルは武器や戦車に関わるものが多く、「ハードスキル」と呼ばれていました。
そのため、戦車や武器とは関係のない、補完的なスキルが「ソフトスキル」と呼ばれたのです。
「ソフトスキル」は価値が低い、あるいは価値のないスキルであるかのように受け取られていました。
が実際には、ソフトスキルこそが最も需要が高く、同時に最も習得が難しいスキルです。
職場で技術的に優れた人材が、昇進してチームを管理する立場になっても、効果的なリーダーシップに不可欠な対人スキル、いわゆる「ソフトスキル」が全く欠けていて、その結果悲惨なものになったというシーンはよくある話しです。
日本でも『名選手、名監督にあらず』という名言がありますよね。

具体的なスキル
その「ソフトスキル」の具体的なスキルとしては、次のような能力が挙げられます。
- コミュニケーション能力
- 信頼関係の構築能力
- 不確実性への対応力
- 変化への適応力
- 他者との協働力
- プレッシャーの中でも冷静さを保つ能力
なぜ必要?
このような「ソフトスキル」は対人関係スキル、または心の知能指数 (EQ) とも呼ばれています。研究によると、これらは知性や IQ だけよりも成功を導くと言われています。
「ソフトスキル」は、仕事のために何をするかだけを意味するものではありません。それをどのように行うかに重点が置かれています。
このため「ソフトスキル」こそが、単に仕事をこなすか、真に成功するかの分かれ目となっていると言われています。
特に現代のような、不確実性な世の中では「ソフトスキル」は弾力性、しなやかな強として必要とされています。
何故なら人工知能が登場しテクノロジーが強力になるにつれて、私たちを人間らしくするスキルの価値が高まっているからです。
仕事がますます少なくなるにつれ、私たちはこの分野で自らの能力を証明する必要が出てきます。技術的な資格だけを頼りにできる時代は終わりました。世界は変化しており、私たちもそれに合わせて進化していく必要があります。

ソフトスキルでキャリアアップする秘訣
今回取り上げた記事には、キャリアコーチによる「ソフトスキル」キャリアップする秘訣が挙げられていましたので、併せて紹介します。
- 積極的にフィードバックを求める – 会議、電子メール、チームワークでどのように感じたかを同僚、メンター、またはマネージャーに尋ねる。
- 積極的に聞く練習をする – 話者に完全に集中し、明確な質問をし、思慮深く応答する。
- 定期的に振り返る – 時間をかけて、自分の学習、決定、やり取りについて考えるようにする。日記をつけることが役に立つ。
- 共感を育む – 同僚の視点や経験を理解するよう努める。幅広く読んだり、部門を越えた仕事に参加する。
- コミュニケーションを改善する – 明瞭さ、口調、ボディランゲージに取り組み、聴衆に合わせてメッセージを調整。
- ストレスと回復力を管理する – ソフトスキルには自己規制が含まれる。マインドフルネス、休憩、自分のペースが重要です。
- 権限を持たずに影響力を与えることを学ぶ – 単なる指示ではなく、信頼、信頼性、説得のスキルを構築。
- 継続的な学習に投資 – ソフトスキルは進化する。コース、コーチング、メンターシップは、時間の経過とともにそれらを改善するのに役立つ。

あとがき
現在職場で私が置かれている状況が正しくこの通りでしたので、今回『ソフトスキル』について書いてみました。
私の職場では数年前に現在のCEO(最高責任者)に代わってから、社内で昇進している人の顔ぶれが「ええっ あの人が?」というようになりました。
その多くが年齢が若く、一生懸命頑張っているというよりは自然体、上手く言えば同僚の誰とでも仲良くなれるような人たちです。
「一生懸命に頑張っている人を差し置いて!」と私を含め一部の人から批判を買うこともしばしばです。
でもこの記事を読んでなるほどと納得した次第です。
現在ニュージーランドの職場で頑張っている皆さん、これからその予定の方、是非この記事を参考にご自身の未来を培っていただければと思います。
Ngā mihi
wonderer



















