大人志向のお洒落なカフェ『Olive/オリーブ』:ウェリントンのキューバモール

Kia ora

個性的でおしゃれなショップやカフェやレストランが並ぶキューバ・モール。地元の文化が凝縮されてたウエリントンの顔と言える通りです。
そのキューバ・モールにある数あるショップやレストランの中から、今回『Olive/オリーブ』カフェを紹介します。

『Olive/オリーブ』は、お洒落で落ち着いた大人志向のカフェ・レストランとして地元民のウェリントニアンに親しまれています。

このブログの読者の方々、特に大人の女性の方に気に入っていただけるのではないのでしょうか。

『Olive 』の魅力

冒頭にも書きましたが、『 Olive 』はお洒落でありながら大人がリラックスして雰囲気を楽しみながら食事ができるカフェです。
何故なら、

  1. 朝から夜まで営業、朝食や昼食だけでなく、夕食は勿論、夜にお茶できる
  2. 見た目も味も質が高い創作的な料理がいただける
  3. 料理、お酒や飲み物の種類が多い
  4. アンティーク家具や観葉植物が置かれお洒落。特に裏のガーデンはお薦め
  5. 観光名所のキューバモールにある

そうなんです。ニュージーランドのカフェは3時位に閉まってしまいますが、ここ『 Olive 』は、夜も開いています。
日本のように、夕食の後ちょっとお茶しながら友人とお喋りできる、とてもありがたい存在です。

そして、料理は『Olive』独特の創作料理が入れ替わるので、訪れる度に新しい味に出会えます。

お酒やカクテルの種類も方法で、先日訪れた時にはなんと Vienna Coffee をメニューに発見。Vienna Coffeeは、上にホイップクリームがのったウィンナー・コーヒーのことで、ニュージーランドではほとんど目にすることがありません。味も文句なしのおいしさでした。
NZに住んでいる方には是非お勧めします。

日本からおいでの方には、Kawakawa tea (カワカワ・ティー)と呼ばれるニュージーランドならではのハーブ・ティーはいかがでしょうか?

料理と同じように内装もとてもお洒落ですが、エッジの効いた料理とは対照的に、内装はとてもシック。レトロな調度品や観葉植物があちこちあって、古き良き時代のカフェという感があります。そしてカウンターを通り越して裏庭に足を一歩踏み入れれば、そこはガーデン・カフェ。たわわに繁る20年になるオリーブの木の枝の下開放感が味わえます。ここが雑多なキューバ・モールだと忘れてしまいそうです。人気があるので予約の際はガーデン席を指定することをお忘れなく。

ウェッブサイト上にあるように、『Olive』は「best-kept secret in Wellington、ウェリントンのちょっとした隠れ家」の表現がよく似合います。

メニュー 例

『Olive』は、料理を初め、スイーツ、ワイン、カクテルも選ぶのに迷うほどメニューが豊富です。
料理は素材を活かした創作的な前菜とメインが楽しめます。
下の写真はその一例です。

breakfast/ brunch

左:定番のオリーブ朝食「Olive Works 」– サワードウ・ブレッド、落とし卵、ベーコン、ソーセージ、自家製ハッシュ・ブラウン、ロースト・トマト、マッシュルーム、ほうれん草の炒め物、オランデーズ・ソース
右:日替わりワッフル。週末はワッフルをブラッディ・マリーのカクテルと一緒にいただくのがおつだそうです。あくまでも大人志向です。

lunch

左:「ポークベリーサンドイッチ」豚の脇腹肉、サワークラウト、レタス、トマト、アボカド、コリアンダー・チリ入りソース和え
右:カシューナッツ、モッツァレラチーズ、リークネギ、ドライトマト、リークとチェスナットのペストのパイ皮焼き

dinner

左:アボカドピューレ和え自家製塩漬けサーモンとビートルートピクルス、きゅうり、ワイルドライスのワサビマヨネーズかけ
右:ワインソース煮込みの七面鳥とジャガイモ、マッシュルーム、玉ねぎ、パセリのパイ皮焼き

『Olive 』情報

住所
170-172 Cuba Street, Te Aro, Wellington 6011
営業時間
火~木曜日 :10:30 am–9 pm
金曜日   : 9 :00am–9 pm
土曜日   : 8:30 am–9 pm
日曜日   : 8:30 am–2:30 pm
電話番号 04 802 5266
HP oliverestaurant.co.nz

あとがき

だいぶ前になりますが、当時クイーンズタウンに住んでいた友人と夕食の後にOliveの裏庭のガーデンでお茶をしていたら、友人が「こういう風に地元民が、しかも大人の女性がゆっくりくつろげるカフェがあるなんてウェリントンらしい」と呟きました。

そして先週別の友人とOliveでランチをしていたら、ふらりと元外務大臣のGrant Robertson (グラント・ロバートソン)が一人で入って来て、先に席に着いていた友人らしき人と食事していました。カフェのスタッフもお客もロバートソン氏を特別扱いする訳でもなく普通どおり振舞いをしているのを目にし、先の友人が言った「ウェリントンらしいカフェ」という言葉を思い出しました。

Olive に興味がある方は、ベトナム料理の『LE SAIGON』、シーフードの『Ortega』それから和食の『Tatsuhi』も気に入っていただけると思います。
旅の計画にご参考になれば幸いです。


Ngā mihi
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ABOUTこの記事をかいた人

1997年にNZに渡航。以来住み心地がよく現在に至る。旅行、ホテル業界を経て現在は教育業界に従事。 趣味は、ガーデニング、アートと映画鑑賞、夏のキャンプ旅行。 パートナーと中学生娘とウェリントン在住。