Kia ora
今回紹介する映画は公開されたばかりの『Heart of Beast | ハート・オブ・ビースト』です。
『ハート・オブ・ビースト』はブラッド・ピットと犬が主演、そしてニュージーランドの南島で撮影されています。
ブラピファンだけでなく、犬好き、ニュージーランド好きの方は是非お見逃がしなく。
ハート・オブ・ビースト
原題:『Heart of the Beast』
2026年製作/102分/G/アメリカ/英語
監督:デビッド・エアー
製作:オリビア・ハミルトン、マーティ・ボーウェン、デビッド・エアー、ブラッド・ピット
出演:ブラッド・ピット、JK シモンズ、アンナ・ラム
配給:東和ピクチャーズ、東宝
劇場公開日:2026年9月25日
あらすじ
元米陸軍特殊部隊員ジェームズとその相棒の退役軍用犬オーディンは、セスナでアラスカを飛行中にアクシデントに見舞われ、「魔の領域(ハート・オブ・ビースト)」と呼ばれる奥地に不時着してしまう。生きて家に帰るため、人間と犬は互いを支え合いながら過酷な大自然を乗り越えていくが。。。
感想
『ハート・オブ・ビースト』の舞台はアラスカの奥地ですが、実際はニュージーランドの南島のオタゴ地方ととフィヨルドランド地方で撮影されています。
このため、クイーンズタウンや、ワカティプ湖などの美しい風景や、ミルフォードサウンドなどの山岳地帯など、とにかく壮大なニュージーランドの大自然がスクリーン全面で堪能出来ます。
ある雑誌のインタビューによると、監督のデビッド・エアーは「撮影時は雨の中で座り込み、あたり一面泥だらけ。山の斜面から滑り落ちそうになりながら時に過酷でありながらも、時折、モニターに息をのむような光景が映し出されると『これだ、この映画はこれなんだ。僕らがここにいるのは、このためなんだ』と思ったそうです。
そして、主演のブラッド・ピットも大自然がこの映画の主人公とも言えると賛同しているほどです。

そのブラッド・ピット、いつのもような(?)淡々とした演技は、この元米陸軍特殊部隊員というエリートの冷静なキャラクターによく適していると思います。
前作の『F1 |エフワン』といい、一線を退いてもその道のプロというような役に似合っていますよね。
共演した犬のオーディンとは撮影前わずか数週間ですっかり打ち解けた仲になったとか。もともと大の愛犬家であるブラッド・ピットは、オーディンの犬小屋に入り汚くなるのも構わずに一緒に過ごしたそうです。撮影合間のクリップを見たりしても、オーディンはピットをすっかり信頼しているのがよくわかります。
ジャーマン・シェパード犬の「オーディン」の本名はウーバーで、実際に山岳救助犬として活躍していました。また映画ではウーバーの三頭の息子たちも出演しています。

撮影はこの犬のオーディンが行く方向にクルーが付いて回るなど、オーディンを中心にカメラが回ったとか。それにしてもオーディンの演技(?)は素晴らいです。
愛犬家にはたまりません。
という様に、画像と役者は素晴らしく星を5つを付けたいのですが、ストーリーが物足りませんでした。
もう少し人物像が複雑で展開に捻りがあったら、もっと面白く鑑賞出来たと思います。
評価は三ツ星半
★★★1/2

プロフィール
📢監督:デヴィッド・エアー
David Ayer
アメリカ合衆国の映画監督・脚本家・プロデューサー

1968年イリノイ州生まれ。10代の頃はロサンゼルスで過ごす。17歳でアメリカ海軍に入隊し潜水艦の乗組員となる。その後『U-571』の脚本を手掛け、2005年犯罪映画『バッドタイム』で監督デビュー。2014年には、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『サボタージュ』、ブラッド・ピット主演『フューリー』、『スーサイド・スクワッド』、2017年Netflixで配信『ブライト』、2024年『ビーキーパー』、2025年『ワーキングマン』、2026年『ハート・オブ・ビースト』を製作
☆主演:ブラッド・ピット
William Bradly Pitt
アメリカ合衆国の俳優、映画プロデューサー

1963年オクラホマ州で生まれすぐにミズーリ州に転居。父はトラック会社の経営者、母は高校のカウンセラーであった。高校ではスポーツに勤しむ傍ら、ディベート、校内自治、演劇活動を楽しんだ。ミズーリ大学コロンビア校でジャーナリズムを専攻したが、学位を取得する2週間前に中退し俳優になる為にロサンゼルスに移る。様々な仕事をしながら1987年に『追いつめられて』、そして『ノーマンズ・ランド』の端役で映画デビュー。その後テレビ番組に出演し1988年『リック』で映画初主演を果たし数々の映画やテレビに出演。1991年『テルマ&ルイーズ』でJ.D.を演じセックス・シンボルとして知名度を上げる。1992年『リバー・ランズ・スルー・イット』の演技で高い評価を受け、1995年の犯罪スリラー映画『セブン』は大成功を納め、『12モンキーズ』で賞を受賞。失敗作や酷評を受けた映画が続いたが1999年『ファイト・クラブ』はカルト的な人気を得る。『ザ・メキシカン』、『スパイ・ゲーム』、『オーシャンズ』シリーズ、『トロイ』、『Mr.&Mrs. スミス』、『バベル』、『ジェシー・ジェームズの暗殺』、『バーン・アフター・リーディング』、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、『ツリー・オブ・ライフ』、『マネーボール』、『ワールド・ウォー Z』、『フューリー』、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』などに出演。
2019年公開の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でアカデミー助演男優賞受賞。2001年当時の妻ジェニファー・アニストンと映画制作会社「プランBエンターテインメント」を立ち上げ、2013年公開の『それでも夜は明ける』でアカデミー作品賞受賞するなどプロデューサーとしても成功している。また、男性として初めてシャネルNo.5の広告に起用されたことでも知られている。
あとがき
『ハート・オブ・ビースト』を劇場で観た後家に帰ると、思わずうちで飼っている犬を抱きしめてしまいました。
同じようなことをした人は多いかもしれませんね。
うちの犬は全く賢くないですが、それでもやはり愛おしく感じます。
話は変わりますが、ニュージーランドの自然に興味がある方には、映画『The Power of the Dog |パワー・オブ・ザ・ドッグ』もお薦めします。この映画でも南島のオタッゴ地方の美しくて壮大な景色が堪能できますよ。
Ngā mihi
wonderer





















