Kia ora
ウェリントン名物と言えば、やはり何と言ってもあの赤いケーブル・カーが有名です。せっかくウェリントンを訪れたなら、そのケーブル・カーに乗って見たいもの。
今回が第二弾になるウェリントンの見どころ特集では、そのケーブル・カーに乗って、植物園とバラ園を訪れます。
目次
1)ケーブルカーに乗る
ウェリントンの市街地はとても小さくて端から端まで20分もあれば歩いて行けるほど。その市街地のオシャレな Lambton Quay ( ラムトン・キー)という通りにケーブル・カーの駅があります。元々ケーブル・カーは観光用としてではなく丘の上に住む住人の通勤の足として作られたそうです。街中に駅がある理由が納得できますよね。
下の写真の赤いケーブルカーのサインが目印です。
駅に入るとすぐにチケット売り場が目に尽きます。この日はウェリントン港に入港したクルーズシップの乗船客で街はごった返しで、チケット売り場にもちょっとした列ができていました。
が、スムーズに列が流れてすぐにチケットを購入することができました。頂上の駅から植物園を通って街中に徒歩で買える予定なので、コストは片道分大人6NZドル、子供3NZドル、しめて9NZドルです。


その数分後にちょうどケーブル・カーの車両が到着し、先客がまず下車しその逆側から乗車します。30席がすぐに埋まると、他の乗客は次の車両を待ってくれたため、ぎゅうぎゅう詰めにならず余裕を持って過ごせました。
かわいい赤い車両はスイス製で、10分ごとに運航します。
そして全長610メートル、標高差120メートルの路線を5分で登っていきます。
車窓からビクトリア大学の校舎や公園、トンネル内のきれいなイルミネーションを眺めている内にあっという間に頂上の Kelburn ( ケルバーン)駅に到着。
もう少し乗っていたかった! というのが感想です。

頂上で降りると、まずは乗ってきたケーブル・カーを正面から、次は外に出て写真を撮るスポット(写真下右)に立って、そのケーブルカーが下るところを写真撮影。
それからケーブル・カー・ミュージアムやお土産物屋さんを見学。お土産物屋では板を組み立ててできるプラモデルが目を引きました。近くにはカフェもあります。お天気の良い日はここでジェラートを食べながらウェリントン湾も眺めるのもいいかもしれませんね。


★ ケーブルカー・インフォメーション
運行時間: 平日 7:30am-8pm
週末 8:30am-9pm
料金: 片道 大人 NZ$6、子供 NZ$3
往復 大人 NZ$11 子供 NZ$5.5
住所:Cable Car Lane 280 Lambton Quay
HP : Home (wellingtoncablecar.co.nz)
☆ 頂上から徒歩で天文観測所、植物園、国会議事堂にアクセス可能
2)植物園を散歩
勿論ケーブルカーに乗って街中に戻ることもできますが、お天気が良い日は歩いて植物園、バラ園を見学して街まで戻ることをお薦めします。植物園、バラ園ともに入場料は無料です。
ケーブル・カー頂上からボタニカル・ガーデンへ
ケーブル・カーの頂上で一息ついたら、写真撮影スポット(写真上右)の横の小道を下って植物園に入ります。至るところに道案内の標識があるので安心を。
オーストラリア・ガーデンやサボテン・ガーデンを通過して5分位で、メインのガーデンに到着です。


メインのガーデンには、毎年四季折々の花が見事に咲き誇っています。特に春先のチューリップは有名でオランダ・チューリップ祭りが開かれます。夏の間は週末の夕方に樹木にイルミネーションが飾られ、野外会場コンサートも開かれます。


バラ園へ
ボタニカル・ガーデンのメインのガーデンからちょっときつい坂を5分ほど歩いて上るとバラ園に着きます。正式名称は、Lady Norwood Rose Garden。ウェリントンに貢献したノーウッド伯爵に敬意を表し、奥様の名前が付けられたそうです。
きれいに区画された100以上の花壇に300品種の薔薇が植えられています。見頃は12月中旬から2月。
バラ園の奥には亜熱帯地方の植物を観れるベゴニア・ガーデンと呼ばれる温室や、広島の平和記念燈篭もあります。
このバラ園から街中まで徒歩で10分ほどで歩いていけます。



★植物園インフォメーション
年中開園
無料
25ヘクタールの広さ
住所 : 101 Glenmore Street, Kelburn, Wellington 6012
HP : https://wellingtongardens.nz/
3 ) ウェリントン回り方のコツ
👉ウェリントンの見どころの一つのテパパ国立博物館の開館は10時。時間を無駄なく過ごしたい方は、朝一番にケーブル・カー、植物園、そして国会議事堂などを見て、テパパを巡るのが得策。
👉ウェリントンの市内は一方通行の道が多い上に駐車場代が高い。そもそも駐車場が少ない。徒歩かバスを使っての移動が便利
テパパ博物館の詳細はこちらまで
4)あとがき
ニュージーランドの首都ウェリントンの見どころとして、テパパに次いで、ケーブル・カーとボタニカル・ガーデン(植物園)を紹介しました。
次回のウェリントン見どころ編では、国会議事堂とオールド・セイント・ポール教会を予定しています。ご期待のほどを。
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